剣道指導の心構え

剣道指導の心構えを知っておいでか?

全日本剣道連盟は、「剣道指導の心構え」について制定しています。
制定は昭和50年、西暦でいうと1975年です。

 

以来、この心構えは剣道を行う人々の心に深く根付いています。
これから剣道を学び、その道を究めんと思うのなら、「剣道修練の心構え」について理解を深めるようにしましょう。 

 

 

剣道修練の心構えは、剣の理念に基づき、どのように剣道に取り組むかを説いたものです。
剣の理念とは、「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である」というものです。
剣の理念とは、技術だけではなく、剣を使うことにより学ぶ理論や礼法、所作、あらゆることを含みます。 

 

剣道修練の心構えとは、

 

「剣道を正しく真剣に学び 
心身を研磨して旺盛なる気力を養い 
剣道の特性を通じて礼節をとうとび 

 

信義を重んじ誠を尽して 
常に自己の修養に努め 
以って国家社会を愛して 

 

広く人類の平和繁栄に 
寄与せんとするものである」
というのが内容です。

 

非常に昭和的というか、古き良き時代を愛する人なら、胸がじんと熱くなってしまいそうな内容です。
剣道の力を高めていくことにより、国家社会を愛することになり、ひいては人類の平和繁栄に寄与することにもつながる。
なんと大きく、広い志でしょうか。 

 

剣道を始めるのなら、ただ技術を磨くことに執心してはいけません。
ここまでの広い視野をもって取り組んでこそ、真の剣士になることができます。
礼に始まって礼に終わる、厳しい世界ではありますが、習得したときの充実感は並々ならぬものがあります。

 

2012年全日本剣道選手権覇者が実際に試合で使用した剣道具をご覧ください